蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

咲耶くんの元の飼い主さんへ

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ピチャ。。。、ピチャ。。。

なにかの水音が聞こえてくる

「オイッ 咲耶くんが、なめてるゾ!」

主人の声にビックリして、ふりむくと

玄関に置いといた、米のとぎ汁のバケツに

咲耶くんがアタマをツッコんでる

ちょっ・・・、いくらご飯が好きでもダメよ!

庭に撒こうと思っていた、とぎ汁まで飲むなんて

咲耶くん、ノーノーノー!!!

お母しゃんは、食べ物に不自由させてないはず

フツーだったら、1日2回のワンコ食のところ

1日3回、朝昼晩、人間と同じように食事させてる

フードを少なめにして、お野菜とかお肉ものっけて

たまには、そぽろご飯にしたり、お味噌汁をかけたり

いろんな味のバリエーションを試みている

それなのにっ

こちらの食事まで欲しがって、キャワンキャワン

飼い主がくれるまで、悲しげに吠え続ける

とくに好きなおかずは、煮物

切り干し大根、きんぴらごぼうなどの茶色いおかずを

ハァハァ、コーフンしながら、ペロペロ食べる

前の飼い主さんが、どんな食生活をしていたのか

なんとなく、わかる気が・・・

咲耶くんの後ろ足は、あまり筋肉がついてない

ほとんどお散歩に連れてってもらえず

つながれっぱなしで飼われていたのでは? と

ピースワンコのスタッフさんがおっしゃっていた

(ピースワンコ・ジャパン
https://www.facebook.com/pwj.rescue.dog/

でも、虐待とか、ひどい扱いは受けておらず

可愛がられていたから、おびえたりせず

小さな子どもにも、お年寄りにも、人なつこい

おそらく、お年寄りの飼い主さんで

お亡くなりになったか、病気で入院したとか

何らかの事情で、咲耶くんの面倒を見られなくなり

ひとりぼっちでガリガリにやせた咲耶くんを

近所の人が見かねて、「好きなところへ行け」 と

放したのではないか・・・と、勝手に想像しています

はじめのころは、こんなに可愛いワンコを捨てるなんて

と、もとの飼い主さんに対して憤りを感じましたが

こんなにいい気質のワンコに育ったんなら

よほど大切にされていたのでは?

だから、白いご飯に煮物を混ぜたのとか

そういう、素朴な老人食が好きなのかも?

うちの周辺は、ふだんとても静かで

車もめったに通らないんだけど

救急車のピーポーのサイレンが聞こえると

ハッ として、すぐ首をあげる咲耶くん

そして、しばらく、ジーッ っとしてる

救急車の音に、なにかあるのでは

・・・ホロリ (T_T)

咲耶くんのもとの飼い主さん

どうぞ、ご安心ください

咲耶くんは、わが家で守ります

もう二度と、路頭に迷ったり

お腹がすいてガリガリにやせたり

雨風にさらされたりしません

お腹いっぱい、ポンポコに食べて

グースカいびきかいて寝る

幸せまみれなお殿さまワンコになって

老衰で大往生させますから

お空の上から見ていてくださいね・・・

って

まだご存命だったら、ゴメンなさい

m(__)m




※ 写真は、おイモのおやつが入った小ビンが気になる咲耶くん

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