蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

さようならを言いなさい

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「○○○さん(主人の名前)に、さようならを言いなさい」

って、え? ええっ!?

朝方3時半ごろ、突然、目をさますと

41歳で突然死した父の姿が、クッキリと脳裏に浮かんで

声が、あの、なつかしい声が、シッカリ耳に響いている

テカテカのおでこ、クシャッとカールしたうなじ

筋肉質の腕に浮かぶ血管、笑うと口の端に出る金歯

まちがいない! お父さんだ、こんなに近くにいる

もう最近では、ほとんど、思い出せなくなっていたのに

「こわくないからね」 「苦しくないからね」

って・・・ え? じゃあ、ワタシ、死んじゃうの?

こんなに突然、父と同じような最期になるの?

すると、たまえちゃんまで、出てきた

大きなナシをクチバシで、カカカッ とつついて

楽しそうに遊んでる・・・ そうそう、そういうの好きだったよね

そうこうしてるうち、心臓が苦しくて、足の先がスースーして

いまにも、魂がカラダを、脱け出していきそうなカンジ

だ だけどっ! 衣替えの前で、いまタンスの中が

ゴロンゴロン・・・死んだ後、あれを見られるのは大恥!

毛玉だらけの靴下とか、ビロンビロンにのびたモモヒキ

もっと早く、捨てときゃよかったぁ~!

なんて、超・現実的なことがアタマをよぎる

ハッ! そんなことより、ダメ、ダメなのよ

主人を、置いては逝けない

たまえちゃんが逝ったばかりなのに、ワタシまで逝ったら

このひとは、どれほど悲しむだろう・・・こんな古い家に

たったひとり、残されるなんて、耐えられないわ

天井をキッ とあおぎ、「まだ、逝けよいよ」 と、3回つぶやき

過呼吸のときのリストバンドを手首に巻いて

心臓の鼓動と、呼吸が正常にもどるまで

ジィー っと、布団の上に正座していた

ほんの少しの時間なのに、ものすごく長く感じた

そして

まだ、ここにいる

ジブン、死んでない

きっと

亡き父とたまえちゃんが、泣いてばかりいるワタシに

「死ぬ覚悟もないくせに」 と、半分脅しをかけたんだ

フツーに呼吸して、規則正しく心臓が動くのが

どれだけ、ありがたいことか

明日が、あたりまえにあるなんて

誰にも、わからないこと

一日一日、奇跡だと思って

今日を生きてみよう


生きている人ばかりか、あの世からも

応援メッセージをもらってしまった


本当に、かたじけない

重ね重ね

皆さま、ありがとうございます




■本日のほにゃほにゃニュース
このお布団は決して片付けさせないのにゃ……!妖怪トンブリ
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