ハートのバラの鉢植え
こちらに引っ越して、1か月ほどたちました
ようやく、日常のこまごまとしたことが
スムーズに流れるようになってきて
ちょっと、おでかけしてみよう、と
近くの農産物ファームに行ったら
まあ なんて可愛いの
ハートの形をした、バラの鉢植えがある
ピンク色の小さなつるバラが
ポンポン花を咲かせています
「スゴイなぁ~、キレイだなぁ~」
しげしげ、ハートのバラの鉢を見つめていると
すぐ横に、70代くらいのおばあさんがあらわれて
「そうなのよ~っ、なかなか、こういうの見かけないのよ」
と、いとおしそうに、ハートのバラの鉢を眺めてる
しわしわの指先に、キレイなマニュキュア
お年を召しても、乙女ゴコロをお持ちなのね
「うちの近所の焼肉屋さんに、こういうのがあって
いつも見てるんだけど 〝持ってかないでよ〟
な~んて、からかわれちゃったりしてるの」
「なかなか、見かけないデザインですものね」
と、ワタシが言うと、おばあさんはつらそうに顔をしかめて
「そうなのよ、でもね、ワタシ、いま旅行中なのよ
バスの集合時間まで、あと5分しかないし
もう、こんなにお土産買っちゃったし・・・」
おばあさんの片手には、2~3個のレジ袋がぶらさがってる
「土は重たいでしょう? おばあちゃんには持てないわ」
「そうですね~、土は重い・・・どれ? あ、それほどでも」
「どうしよう、出会っちゃったら
出会ってしまったら、もうしょうがないけど・・・」
おばあさんのココロが、枯れ葉のように、クルクル舞ってる
ふと、ハートのバラの鉢を持ち上げて、値段をチラリと見る
「あっ 1000円ですって」 (意外と、お安かった)
「えっ、1000円!?」
「そうです、1000円って、ホラ、ここに」
おばあさんは、一瞬、キッという目つきになって
「うう~っ 1000円だったら、もう買っちゃうっ
いいわ、お父さんに、迎えに来てもらうから!」
そう言うと、ハートのバラの鉢植えを ガッと片手につかんで
ダダダッ と、レジの方へ駆けだしました
おおうっ 行ったったぁーーーー\(◎o◎)/!
おばあちゃん、買うんかい?
そのうしろ姿を見てると、なんだかワタシもムズムズ
「ワ、ワタシもっっ ワタシも、買いますわー!」
おんなじ、ハートのバラの鉢植えを小わきに抱えて
おばあちゃんの後を追って、レジに向かいました
「まぁ、あなたも? いいわよ、いっしょに買いましょう
もうね、出会ってしまったら、持ち帰るしかないのよ」
いっしょにレジに並びながら、ふたりともニコニコ顔
「うふふ、そうですね。お家に連れて帰りましょう♪」
おばあさんは、お土産のレジ袋と、鉢植えを両手にぶらさげ
ヨタヨタ、バタバタしながら、バスのほうへ猛ダッシュ!!
どこの誰だか、お名前も、お住まいも知らないけれど
かわいらしくて、とても魅力的なおばあちゃんでした
このハートのバラの鉢植えは
あのおばあちゃんと、おそろいのバラ
どこかで、おばあちゃんのバラも
いっしょに咲いてると思うとハッピーです
そして
ここに引っ越してきてからの
1か月記念。。。
ハートの中に、小さなバラの花が
いっぱい咲きますように
大切にお世話しようと思っています
■本日のほにゃほにゃニュース
世界一の長寿か 推定30歳の誕生日を迎えたイギリスの猫
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=5139127
ようやく、日常のこまごまとしたことが
スムーズに流れるようになってきて
ちょっと、おでかけしてみよう、と
近くの農産物ファームに行ったら
まあ なんて可愛いの
ハートの形をした、バラの鉢植えがある
ピンク色の小さなつるバラが
ポンポン花を咲かせています
「スゴイなぁ~、キレイだなぁ~」
しげしげ、ハートのバラの鉢を見つめていると
すぐ横に、70代くらいのおばあさんがあらわれて
「そうなのよ~っ、なかなか、こういうの見かけないのよ」
と、いとおしそうに、ハートのバラの鉢を眺めてる
しわしわの指先に、キレイなマニュキュア
お年を召しても、乙女ゴコロをお持ちなのね
「うちの近所の焼肉屋さんに、こういうのがあって
いつも見てるんだけど 〝持ってかないでよ〟
な~んて、からかわれちゃったりしてるの」
「なかなか、見かけないデザインですものね」
と、ワタシが言うと、おばあさんはつらそうに顔をしかめて
「そうなのよ、でもね、ワタシ、いま旅行中なのよ
バスの集合時間まで、あと5分しかないし
もう、こんなにお土産買っちゃったし・・・」
おばあさんの片手には、2~3個のレジ袋がぶらさがってる
「土は重たいでしょう? おばあちゃんには持てないわ」
「そうですね~、土は重い・・・どれ? あ、それほどでも」
「どうしよう、出会っちゃったら
出会ってしまったら、もうしょうがないけど・・・」
おばあさんのココロが、枯れ葉のように、クルクル舞ってる
ふと、ハートのバラの鉢を持ち上げて、値段をチラリと見る
「あっ 1000円ですって」 (意外と、お安かった)
「えっ、1000円!?」
「そうです、1000円って、ホラ、ここに」
おばあさんは、一瞬、キッという目つきになって
「うう~っ 1000円だったら、もう買っちゃうっ
いいわ、お父さんに、迎えに来てもらうから!」
そう言うと、ハートのバラの鉢植えを ガッと片手につかんで
ダダダッ と、レジの方へ駆けだしました
おおうっ 行ったったぁーーーー\(◎o◎)/!
おばあちゃん、買うんかい?
そのうしろ姿を見てると、なんだかワタシもムズムズ
「ワ、ワタシもっっ ワタシも、買いますわー!」
おんなじ、ハートのバラの鉢植えを小わきに抱えて
おばあちゃんの後を追って、レジに向かいました
「まぁ、あなたも? いいわよ、いっしょに買いましょう
もうね、出会ってしまったら、持ち帰るしかないのよ」
いっしょにレジに並びながら、ふたりともニコニコ顔
「うふふ、そうですね。お家に連れて帰りましょう♪」
おばあさんは、お土産のレジ袋と、鉢植えを両手にぶらさげ
ヨタヨタ、バタバタしながら、バスのほうへ猛ダッシュ!!
どこの誰だか、お名前も、お住まいも知らないけれど
かわいらしくて、とても魅力的なおばあちゃんでした
このハートのバラの鉢植えは
あのおばあちゃんと、おそろいのバラ
どこかで、おばあちゃんのバラも
いっしょに咲いてると思うとハッピーです
そして
ここに引っ越してきてからの
1か月記念。。。
ハートの中に、小さなバラの花が
いっぱい咲きますように
大切にお世話しようと思っています
■本日のほにゃほにゃニュース
世界一の長寿か 推定30歳の誕生日を迎えたイギリスの猫
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=5139127