お隣さんは変人だった②
（つづきです）
お隣の夫婦は、主人には話しかけず、いつもワタシが
ひとりで庭にいるとき、声をかけてくるのです
とても怖くて、ドキドキしてしまって・・・最近では
洗濯の上げ下ろしも、毎日、主人にやってもらって
あんなに楽しみにしていたガーデニングも
庭に出ることすら苦痛になって、まったくやる気になれず
逃げるなら、早い方がイイ・・・たとえ、違約金を払っても
こんなビクビクして、監視されてる生活をするくらいなら
ここ借家なんだから、どんどん出ていけば、よっぽど楽だ、と
腹をくくりかけたら、その人はあらわれました
夕方、門のところに、おおきな男性が立っていたんです
どなたかしら？ と、顔を出すと、１枚の名刺を差し出され
「借りてくださって、ありがとうございます。
ここの大家の○○ですが・・・」
ああっ 大家さん！
ものすごく丁寧な物腰で、おだやかな口調
その上品な紳士は、うちの玄関に招きいれられた瞬間
「あの、けっしてアタマのおかしいひとじゃ、ありませんからっ
だいじょうぶですから、この辺の人はみんないいひとで・・・」
と、早口で、まくしたてるように、何度もおっしゃる
え えっと・・・ 仲介してくれた不動産屋さんに、こっちの事情を
話しておいたから、安心させようとして、来てくださったんですね
で でも、いい人だなんて、とうてい思えないんですけど。。。
ちょっと面食らってると、大家さんはワタシと主人を庭に連れ出して
「いいですかっ ここまでが、こちらの土地、ここからが隣の土地！」
ものすごい大声で、あたり一面はばかることなく、説明をはじめました
「はじめにきっぱりと断れば、二度と言ってきませんから！
きっぱり、断ってくださいッ。ダイジョウブですから！！」
おとなりのテレビの音が消えて、シーンと、静まりかえってる
お 大家さん、まる聞こえ、まる聞こえですよ
シーッ と、口に指をあてて、注意をうながすワタシをよそに
「まえにも、この通路に植木鉢を１５個も並べたんですがね
やめてくれ、と言ったら、それでおさまりましたから」
じゅ １５個も！？
「となりの奥さんは、植木鉢に異常な執着を持ってる方なんですわ
あなたが引っ越してきて、植木鉢を並べているのを見て
おそらく刺激されたんでしょう」
って！？
ワ ワタシが原因なの？
そもそも、そんなおかしな隣人だったと知っていたら
「植木と庭の管理は、まかされている」 とか、一切話さなかったし
家を借りたかどうか・・・いくら気に入っていても、あきらめたかもしれない
すがりつくような目線で、大家さんを見つめていると
「ダイジョウブですっ なにかあったら、私に言ってください！」
と、太鼓判を押すように、言ってくださったので
もうしばらく、様子を見ることに・・・
そしたら
まるで、奇跡のよう
あれほど激しかったカーテンの音がなくなり
隣家ののぞき見が、ピタッ と止んだのです
まだ怖くて、庭には出られませんが
チラチラ道のむこうから、のぞかれたり
声をかけられることも、なくなりました
と、いうより、隣人のほうが姿を見せなくなった
たぶん、大家さんの威嚇？（大声パフォーマンス）が
絶大な効果を生んだのでしょう
今回、一番怖かったのは
「大家さんが怒るから」 「大家さんが文句を言うから」
と、全部、相手のせいにばかりして
なぜ、自分たちが文句を言われているのか
まったく理解していない、という点でした
境界線とか、自分と相手の敷地 とか
やっといいこと、わるいことの分別が
７０歳をすぎても、まるでわかっていない
これは、本当に、恐ろしいこと だけど
世の中、こんなひともいる
ジブンは、そうならないように気をつけよう
と、思いまふ.。o○
あとは
相手を刺激せぬよう、こじれぬように
「すべて、大家さんに聞いてクダサイ
こちらは、借りてる身ですから」
で、かわす
まともに相手してたら
身がもたないッちゃ(^_-)-☆
みなさまも
変なお隣さんには
くれぐれも気ィつけなはれやぁ～
(ToT)/~~~
お隣の夫婦は、主人には話しかけず、いつもワタシが
ひとりで庭にいるとき、声をかけてくるのです
とても怖くて、ドキドキしてしまって・・・最近では
洗濯の上げ下ろしも、毎日、主人にやってもらって
あんなに楽しみにしていたガーデニングも
庭に出ることすら苦痛になって、まったくやる気になれず
逃げるなら、早い方がイイ・・・たとえ、違約金を払っても
こんなビクビクして、監視されてる生活をするくらいなら
ここ借家なんだから、どんどん出ていけば、よっぽど楽だ、と
腹をくくりかけたら、その人はあらわれました
夕方、門のところに、おおきな男性が立っていたんです
どなたかしら？ と、顔を出すと、１枚の名刺を差し出され
「借りてくださって、ありがとうございます。
ここの大家の○○ですが・・・」
ああっ 大家さん！
ものすごく丁寧な物腰で、おだやかな口調
その上品な紳士は、うちの玄関に招きいれられた瞬間
「あの、けっしてアタマのおかしいひとじゃ、ありませんからっ
だいじょうぶですから、この辺の人はみんないいひとで・・・」
と、早口で、まくしたてるように、何度もおっしゃる
え えっと・・・ 仲介してくれた不動産屋さんに、こっちの事情を
話しておいたから、安心させようとして、来てくださったんですね
で でも、いい人だなんて、とうてい思えないんですけど。。。
ちょっと面食らってると、大家さんはワタシと主人を庭に連れ出して
「いいですかっ ここまでが、こちらの土地、ここからが隣の土地！」
ものすごい大声で、あたり一面はばかることなく、説明をはじめました
「はじめにきっぱりと断れば、二度と言ってきませんから！
きっぱり、断ってくださいッ。ダイジョウブですから！！」
おとなりのテレビの音が消えて、シーンと、静まりかえってる
お 大家さん、まる聞こえ、まる聞こえですよ
シーッ と、口に指をあてて、注意をうながすワタシをよそに
「まえにも、この通路に植木鉢を１５個も並べたんですがね
やめてくれ、と言ったら、それでおさまりましたから」
じゅ １５個も！？
「となりの奥さんは、植木鉢に異常な執着を持ってる方なんですわ
あなたが引っ越してきて、植木鉢を並べているのを見て
おそらく刺激されたんでしょう」
って！？
ワ ワタシが原因なの？
そもそも、そんなおかしな隣人だったと知っていたら
「植木と庭の管理は、まかされている」 とか、一切話さなかったし
家を借りたかどうか・・・いくら気に入っていても、あきらめたかもしれない
すがりつくような目線で、大家さんを見つめていると
「ダイジョウブですっ なにかあったら、私に言ってください！」
と、太鼓判を押すように、言ってくださったので
もうしばらく、様子を見ることに・・・
そしたら
まるで、奇跡のよう
あれほど激しかったカーテンの音がなくなり
隣家ののぞき見が、ピタッ と止んだのです
まだ怖くて、庭には出られませんが
チラチラ道のむこうから、のぞかれたり
声をかけられることも、なくなりました
と、いうより、隣人のほうが姿を見せなくなった
たぶん、大家さんの威嚇？（大声パフォーマンス）が
絶大な効果を生んだのでしょう
今回、一番怖かったのは
「大家さんが怒るから」 「大家さんが文句を言うから」
と、全部、相手のせいにばかりして
なぜ、自分たちが文句を言われているのか
まったく理解していない、という点でした
境界線とか、自分と相手の敷地 とか
やっといいこと、わるいことの分別が
７０歳をすぎても、まるでわかっていない
これは、本当に、恐ろしいこと だけど
世の中、こんなひともいる
ジブンは、そうならないように気をつけよう
と、思いまふ.。o○
あとは
相手を刺激せぬよう、こじれぬように
「すべて、大家さんに聞いてクダサイ
こちらは、借りてる身ですから」
で、かわす
まともに相手してたら
身がもたないッちゃ(^_-)-☆
みなさまも
変なお隣さんには
くれぐれも気ィつけなはれやぁ～
(ToT)/~~~
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