蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

花泥棒

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マイミクさんが、花泥棒にあったそうです

丹精込めて育てた鉢花を、他人に持ち逃げされるなんて

とっても悔しくて、腹立たしいコトだと思いますが・・・

実は、ワタクシ、花泥棒を責められません

“前科” があるのです

あれはまだ、小学生の低学年だったとき

とにかくお花が大好きで、いろんなお花を摘みまくっていたら

田んぼのふちのあぜ道に生えていた アヤメ?かなにかを

プツン と、積んだ瞬間 「ゴラァーッ なにするんかぁ!!」

まるで地鳴りのような怒鳴り声が聞こえて・・・ふり向くと

その畑のおばあちゃんが、ものすごい形相でにらんでて

「花が、ここまで自分で歩いてくると、思ってるんかぁ~http://img.mixi.net/img/emoji/68.gif

 どこんちの子じゃあっ まったくブツブツ・・・」 って

あまりのおそろしさに、その後の記憶はございません

また、もう1件。

やっぱり、どこかのあぜ道に咲いてたピンク色の花を

摘んだ瞬間、「アアアーッ お母さん、あの子花盗ってるよー」

って、顔見知りの近所の子どもに名指しされて・・・

手に5~6本、ピンクの花を握りしめたまま、ブルブルしてると

その子のうちの台所の小窓から、お母さんが顔を出して

「あらぁ。。。○○さんちの子ぉ? 摘んだのなら、しかたないけどぉ」

 ・・・ 恐ろしい沈黙と、見下すような冷たい視線 ・・・

ただ、お花がキレイだから・・・

盗もうとか、そんなつもりじゃなくて

誰かのモノだって、知らなかったの・・・

だだ、もう、涙があふれて

近所の人に、娘がドロボーだ って言われたら

うちのお母さん、どんなに悲しいだろう って

それからしばらくは、キレイな花を見ても

ココロがしめつけられるばかり・・・

子ども時代の、なんとも切ない思い出です

よく 「花泥棒は罪にならない」 って言うけど

花がキレイならキレイなほど、罪があぶり出されて

深く傷つけられるものだと思う

ただ、花たちは、誰の所有であっても

いつもとかわらず、美しい花を咲かせてくれる

花を盗むほど、すさんでしまってる相手になら

なおさら、ひたすら全力で癒そうとするはず

だから

ジブンは花泥棒にあっても

やっぱり、責められないと思う

どこかで花泥棒を癒し続けてる

やさしい花たちに、エールをおくりたい


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 いやぁ、簡単なことさ

 ひとりでジャングルに入り、心静かに座る

 そうすると植物の方から語りかけてくるのさ

 たとえば頭痛を治す薬が欲しいなぁと思うと

 ある草が 「ワタシを煎じてみなさい」というように

 たくさんのことを教えてくれるのさ

 わしは、ただ言われたとおりにするだけさ


    「アマゾン、インディオからの伝言」 (南研子 ほんの木)

         ~ 呪術者の言葉 より


◇写真は、今朝、花開く瞬間のラン子ちゃん なにか言いたげ?




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