蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

主人の目の手術⑩

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(つづき)


目の手術をして入院する、ということは・・・(黄斑円孔の場合ですが)

とにかく、寝るときも、食べるときも、テレビを見るときも

ずーっと、下を向いて、うつぶせになってなきゃダメ

水やみそ汁など、水分をとるときは、全部ストローですする

シャワーはもちろん、ヒゲそりや洗面も、許可がおりないとダメ

転ぶと危ないので、部屋から出るのも一切禁止で

診察室に向かうときは、看護婦さんに車イスで運ばれる

寝るときは、ドーナッツ枕を重ねて、そこに顔をうずめるカンジ

一日4回 (朝、昼、晩、就寝前) の目薬と

午前中1回の診察が終われば、部屋で下を向いてるだけ

当然、顔はむくむし、肩や腰はバリバリに凝っちゃう

・・・で、楽しみといえば、食事しかないんだけど

大柄な主人にとって、病院食は、ほんのぽっちり

大キライだった冬瓜もオクラも、のこさず食べるほど

量が少なくて、しかも味がうすい となると

「おっ ちょうど寿司が食いたいと思っていたんだ」

「なんでオレがいま、ヤキソバが食べたいって、わかったんだ?」

私が持参したスーパーのお寿司パックやコンビニのヤキソバを

片っぱしから、たいらげていく・・・ ううっ 私のお昼ごはん

ど どうすれば・・・ しかたない、病院のレストランに行って

醤油ラーメンをテイクアウトにしてもらい、部屋にもどると

「おっ ちょうどオムライスを食い終わったところだ

 ラーメンもいいなぁ、ちょっとひとすすり、いいか」

ズゾゾーッ ・・・ひとすすりどころか、半分以上なくなってるし

・・・ しかたない、主人は、売店すら行けないんだモン

私はほとんどの食糧を主人に奪われ、いつも腹ペコのまま

たまえちゃんの待つおうちに、フラフラ~ともどっていました

病院と家との往復に疲れて果てて、どこかに寄ってなにか

食べ物を買う、という気力すら起こらず・・・

たいていは冷蔵庫の冷凍ご飯をチンして、雑炊にするか

ふりかけで食べるか・・・ といった具合でした


いまにして思えば

主人は 「食べる」 ということで

目の自然治癒力をアップさせてたんじゃないか

・・・と、しみじみ思います

(つづき)





自然治癒力(しぜんちゆりょく、ラテン語 vis medicatrix naturae、英語spontaneous cure)
人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能を広くまとめて指す表現。 手術を施したり、人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のこと


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■男は女を守りたいもの? ○○%の男性が「NO!」と回答、「十分強い」「男だって守られたい」
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