蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

大人の万引き

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立派な肩書があって、お金に困っていないのに

いい大人が、スーパーや文房具店で万引きして

捕まってしまう・・・ そんなニュースを聞くたびに

不思議だなぁ~ って、思っていましたが

その理由が、なんとなくわかる本を読みました


「まんがサイコセラピーのお話」 フィリッパ・ペリー/金剛出版


この本は、外国人セラピストによる、心理療法のマンガです

治療開始から終了まで、セラピストと患者のやりとりを

わかりやすくマンガにして、見せてくれるのです


主人公は、独身でハンサム、裕福で有能な弁護士なのですが

「盗みをしてしまう」 という、誰にも言えない秘密があります

セラピストは、彼の警戒心をほぐしつつ、きっと、どこかにきっかけがある

と、彼の子供時代までさかのぼって、その病因を探っていきます

一方的な決めつけや押しつけ、罪を責めるようなことは、一切なく

「盗みは、あなたの役に立っていました

 したがる、というより、その必要があったのでは?」 と

まず、盗むことは、必要だった、と自覚させたうえで

本人も気づいていない、心の闇に目を向けさせます

盗みは、無意識な感情から、生まれている

その感情は、どこからきているのか

盗むことで、なにを得ていたのか

そこから、なにが芽生えていったのか

言葉で誘導しながら、いっしょに、たどっていくうち

患者本人が、気づいていきます

「大丈夫じゃないことを、つらく感じない方法だった」 と

 特別扱いされていた子供時代は、なんでも買ってもらうことが出来た

 でも、買ってもらったものは、みんなガラクタ・・・

 両親は、本当の自分など、見てくれない・・・

 盗みという安全な島 に入れば、支配する側になれる・・・


最後は、セラピストと患者がハグして、治療を終えますが

そこに至るまでは、怒ったり、泣いたり、性的な妄想があったり

つねに冷静なセラピストと、不安定な患者のやりとりがあって

まるで、白熱したテニスのラリーみたいです

どんなに患者が熱くなっても、セラピストは動じず

「時間です」 と、バッサリ、セッションを区切っていきます

あくまで、主体は、患者本人

セラピストは、ブレずに、何が起こったのかを分析する


フンフン ナルホド~

子どもの頃、無視して、封じ込めた感情が

大人になっても、消えることなく

ヘンテコな奇行になって、表に出てくる・・・

ちゃんと、吐き出さなきゃ アカンのね

でも

無意識 って、コワいなぁ

ちゃんと、自分と向き合わないと

ヘンなところで折り合いがついて

おかしいのに、おかしいと思えない

しびれすぎて麻痺した足 みたいな 

しんどいココロになっちゃう・・・

つらいときは、つらい

かなしいときは、かなしい

くやしかったら、噛みついたれhttp://img.mixi.net/img/emoji/68.gif

うんざりしたら、屁こいて寝ろhttp://img.mixi.net/img/emoji/80.gif 

って・・・なんのこっちゃhttp://img.mixi.net/img/emoji/78.gif

やっぱ 自由なのが、よござんすhttp://img.mixi.net/img/emoji/242.gif





http://img.mixi.net/img/emoji/176.gif子供の万引きを「警備がしっかりしてないから」と逆ギレする親
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