蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

バングラ追想

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11月も下旬になって、ものすごく忙しい日々。。。

ほにゃ絵を描いてるヒマもないのですが

朝、窓を開けると、ひんやりした冷気のなかに

近くの田んぼで燃やしたワラのにおいが混じってて

スゥ~ッ ああ、いい香りだなぁ(*^。^*).。o○ って

しみじみ、バングラディシュにいた頃を思い出します

バングラディシュでは、朝になると、あちこちの家の台所から

焚火を燃やすにおいがしてきたんだっけ

まだ甥っ子が、幼稚園に通っていたときだった

妹が、甥っ子とふたりで、嫁ぎ先のバングラディシュへ行くと言う

まだ幼い息子を連れて飛行機に乗るのは、大変だろう

じゃあ、ワタシもいっしょに行こうか? と、同行することにした

実は、一度、見ておきたかった

バングラディシュでは、誰かが亡くなると、お通夜もナシで

グラウンドのような場所に、どんどん埋めてしまう

いっぱいになったら、ブルドーザーでガラガラかきまぜて

更地にして、またそこに亡骸を埋めて・・・そのくり返し、と聞いた

万が一、妹が亡くなったら、ワタシがひとりでも

バングラディシュへ、妹の骨を拾いに行こう、と思ってた

そう。。。ちょうど、いまごろの時期だった

あちらの夜は、さっ 寒くて

ウィンドブレーカーを着て寝ても、ガタガタ震えがくるほど

おまけに、カルチャーショックを受けた甥っ子が

「ノオォォォォォーーーッ イヤァーッ 来ないでぇーーッ!」

と、寝言で叫びながら、ワタシの腹をドスドスッ 

両足で蹴ってくる・・・毎晩、サウンドバック状態

ヒステリーを起こす甥っ子をかばいつつ、日本を想った

なにもかも、あたりまえにあった日常

蛇口をひねればお湯が出る、ボタンひとつで洗濯も出来る

ここでは、それが通用しない

料理するにも、地面に穴を掘ったかまどを使わねばならず

火を使おうにも、廃材から薪をつくらなきゃならない

火の加減はとても難しく、油断するとまっくろ焦げ

何度、ガチガチに焦げた、ホットケーキを食べたことか

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それでも、そこには、あたたかな時間が流れていた

なにをするにも、ゆったりで、けっしてあせらない

夜の10時半過ぎに、子どもたちがバトミントンをやってたり

朝になっても、みんな寝たままで、おそくまで起きてこなかったり

日本人のように、5分前行動 とか、遅刻厳禁 とか

「厳守」 というルールが、なかったみたい

それはそれで、とてもゆるやかで、心地よいスタイル

なんだけどっ 慣れれば、の話


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日本に帰って来たときは、なにもかもが輝いて見えた

そこら辺の畑とか、その辺にいるノラ猫まで

ピカピカ後光が射して、まばゆかった


それと

日本にもどってから

気がついたんだけど

妹が死んだら、骨を拾いに行く

って、思ったんだけど

妹はワタシより、4つも年下

胃腸も丈夫だし、根っからの楽天

どう考えても、あっちのほうが

長生きするんじゃ。。。( ꒪⌓꒪)

骨拾うまえに、こっちのほうが

先に、逝っちまうべやっっ

。・゚・。゚*1゚。。・゚・ぶひぃーん





◇写真は、バングラディシュでよく見かけた花 とても美しい小さな蓮





■本日のほにゃほにゃニュース
絵本の中の世界ですか? ワンコとリスの追いかけっこ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4875931

*1:●´Д`●