蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

明るすぎる落語

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年に数回、倉敷で寄席が開かれます

わざわざ大阪から、プロの落語家さんがやって来て

本物の話芸を披露してくださるのですが・・・なぜか? 

先日の倉敷寄席では、舞台がはじまっても

客席のライトが落ちなくて・・・会場全体が明るいまま

んんん? お盆だから、照明係のひと、お休みなのかな

それとも、ライトを消し忘れちゃってるのかしら

こんなに明るいと、ひとりひとりのお客さんの顔がクッキリ見える

こ 困っちゃうな・・・ ジブン、まだ過呼吸の発作が出るのに

いざというとき、紙袋でスーハーしてると、目立ってしまう

なんとか暗くしてもらわないと・・・と、アセッてると、ウグッ

や やっぱり、過呼吸の前ぶれ。。。左胸の、あのカンジ!

く 苦しいのは、ヤダよう~ 

そうだっ 全神経を落語に集中しよう!

と、思ったものの。。。この日に限って、あんまりオモシロくない

そしてなぜか、モーレツな睡魔がおそってくる

(生きのびるために、強制スリープのスイッチが入ったのか)


 噺(はなし)家殺すにゃ 刃物はいらぬ、あくび一つで即死する


って、言うじゃないの・・・ ね 寝ちゃ、ダメ!!!

こんなに会場が明るけりゃ、舞台からモロ見えだもの

そんなの、噺家さんに失礼よっっっ

過呼吸は苦しいし、気絶するほど眠たいし

固いパイプ椅子で、オシリはイタイし

・・・

・・・や やっと

すべての演目が終わった・・・ 

フラフラになりながら出口へ向かうと

スタッフらしき法被姿のおじさんがいる

おそるおそる、聞いてみました

「落語の会場って、いつもこんなに明るいんですか?」

「ハハハ、それは噺家の好みです

 暗くしてくれ、という噺家もいれば

 明るいままがいい、という噺家もいる

 そのときの、噺家によって、明暗が変わるんですよ」

ほ ほえぇ~

さいでしたか。。。

お客さんの反応をシッカリ見たい噺家さんなら

明るいほうがイイんだろうなぁ

それにしても

ジブンにとっちゃ、暗いほうがイイんだけど。。。


 オモシロい話も、つまらない話もムダじゃない

 どんな落語でも、噺家でも、聴き手でも

 ムダは、ない。


って、なんかのテレビで言ってたケド

ジブン、まだまだ、精進が足りないのか

演劇でも、音楽コンサートでも、なんかの講演会でも

オモシロくないと感じたら、ソッコーで席を立ちたくなる

1分1秒 が、貴重だもの。。。

コレちがうな、と思ったら スゥー とはなれる

そのほうが、自然でいいと思う

チョウチョのように、、好きなところをフワフワ

しばりもなく、へんな遠慮もなく

ただ、ただ、楽しい方向へ飛ぶのが

本当のムダなし、ですじゃ



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