蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

バカは死なない⑤

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(つづき)


その看護師さんはマスクをしていたので、目元しか見えなかったけど

キリリとした目つきで、キッパリと言い放ちました

〝こうやって救急車で運ばれても、原因がわからなくて

 点滴1本で帰される人は、たくさんいるのよ〟

・・・えっ?

目をまるくする私に、その人は口早にまくしたてました

 
 なにかのきっかけでスイッチが入るのよ

 すると、突然、呼吸が苦しくなってきて

 手足もしびれてくるし、冷や汗も出てくるし

 どうしよう、死んでしまうかもしれないって思っちゃう

 とくにひとりでいると、もう不安でパニックになって

 何度も何度も、救急車を呼ぶことになるけれど

 救急隊員が駆けつけてきたり、病院でいろんなひとに囲まれると

 みんないるから、ああ、これで助かるんだ、って安心するでしょ? 

 それで、いつもの呼吸がもどってくるの

 手足のしびれも、時間がたてば、なくなってる

 でもね、これで死ぬことはないの

 これは、自分で克服できるものなの

 あ スイッチが入りそうだな~ っていうのが、わかってきたら

 紙袋を口元に当てて、スーハースーハーすればいい

 そうすれば、時間がたつにつれ、楽になってるから・・・



ほえぇ。。。

なぜ、この方は、こんなにも一生懸命になって

やさしく親切に話をしてくれるんだろう

でも

そのときのワタシは、まったくの放心状態だったので

この言葉が、ハートのど真ん中につきささりました


 これは、自分で克服できるもの


いまでも、アンカー(錘)になってて、スイッチが入りそうになったとき

この言葉が耳元によみがえって、不安を鎮めてくれます

あとから聞いたら、その看護師さんも過呼吸だったときがあって

それをご自分で克服したのだそうです

救急室の片すみにいたワタシが、あまりにもしょんぼりしていて

おびえた子犬か子猫のようだったので

「これは言ってやらんと!」 と、思ってくださったそうです

ありがとう・・・ 看護婦さんhttp://img.mixi.net/img/emoji/66.gif



(つづく)


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