蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

はじめての寄席

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はじめて寄席に行ってきました

実を言うと、テレビの 「笑点」 は、苦手なほう・・・

去年もチケットを買ったけど、なんとなく気が進まず

大家さんにお譲りして、代わりに行ってもらったら

「ものすごく、よかった 若い人もおおぜい来てたよ」

と、もう大絶賛で、大いにお礼を言われたもので・・・

じゃあ、今年は行ってみようかな って

生まれて初めて、落語を聞くことになったんですが

生の落語というのは、本当にビックリですね

まず、最初に聴こえてくる 三味線や太鼓、笛の音に

グイグイ引きこまれて、別世界に連れて行かれるカンジ

5人の落語家が、入れかわり立ち代わり出てきて

よもやま話から始まって、羽織を脱ぐと本題に入るんだけど

手ぬぐいとか、お扇子が、ヒョイとしたしぐさで

お箸になったり、手紙になったり・・・まるで魔法のよう

話し手が変わるたび、ガラッ と、時代も情景も変わって

江戸になったり、現代になったり・・・虎になったり、患者になったり

あっという間の2時間で、ずーっと 笑いっぱなしでした

一流の芸 って、こういうものなんだなぁ~

もっと早く、知っときゃ よかった って、後悔しました

それに、まわりの観客も、おもしろい人ばかり

ええっ、こんなに小さいのに、わかるの? っていうほどの

あどけない女の子が、難しいオチを聞いて大爆笑していたり

おじいちゃんがとんでもないタイミングで 「フハッ」 「フハッ」 と 

大声で、雄たけびをあげてる ・・・それって笑い声なの? 

最近のお笑いブームに出てくる、若手の芸人さんは

他人をバカにしたり、見下したりして笑いをとるけど

落語は、そうじゃないんですね

日常の、とるにたらない、小さな感情の動きをとらえて

人間のズルさ、弱さ、人情を、ユーモラスに語っていく

そんなのを聞いて、涙を流しながら笑っていると

ああ、こんなんで、いいんだなぁ

みんな、いっしょなんだ

結構、いいかげんに生きてていいんだ

って、ものすご~く 安心できる・・・

落語 おススメです!


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■本日のほっこりニュース・・・よくばりな小さい犬がエサを独占 めちゃくちゃ吠えられて大きな犬のほうが完全にビビってる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=2915352