映画 「ゴールデン・スランバー」
朝から、雨だったので、映画に行きました。
たまたま、選んだ映画は「ゴールデン・スランバー」
・・・最高でした
アバターと、同じくらい感動しました。
どこにでもいる、宅急便のお兄ちゃんが、なぜか首相暗殺犯にまつりあげられて。
全国に指名手配されて、逃げまくる、というストーリーなのですが。
逃走を助けてくれるひとや、青春時代の友人、故郷の両親など。
いろんな人間模様が浮かびあがって・・・
ハラハラ、ドキドキ、ラストまでグイグイ引き込まれちゃいます
主人は「思わず泣いてしまった」とか。
ネタばれになっちゃうので、あまりお話しできませんが。
私が、一番感動したのは。
主人公の父親役、伊東四朗さんのセリフです。
実家に押しよせる報道陣のカメラを前に、逃走中の息子に呼びかけるシーンでは。
「おい、○○。聞えているか。まぁ・・・アレだ、チャチャッと逃げろ」
逃走犯の息子に、逃げろ、だなんて、それでも親なのかと。
当然、周囲から、ブーイングの嵐を浴びますが。
でも、どんな状況でも、情報に惑わされず、自分の息子を信じてあげる。
そんな毅然とした父親の態度に、とても胸が熱くなりました。
じつは、私も似たような経験があって。
まだ小学生のとき、ひどいイジメにあったんです。
もちろん、私のほうにも、イジメられる要因があったから(はじめは自分のほうが、イジメッ子だった)・・・まぁ、仕方ありません。
だけど、どんどん、うわさが広がって。
私のことを、まったく知らない子たちまで「あの子は、嫌われ者」と、うしろ指をさすようになったのです。
無視されたり、コンパスの針でつつかれたり。
なにもしていないはずなのに、どうして悪者にされるのだろう。
いつしか、頭には、大きなハゲが出来て。
口ぐせは「ごめんなさい」になって、いつも背中をまぁるくして歩くようになっていました。
一番苦手なのは、グループづくりのとき。誰も仲間になってくれないからです。
それでも、いっしょになってくれる子がいると「私と仲間になってくれて、ありがとう」と、頭を下げました。
ドン底を救ってくれたのは、要領のいい子とか、先生ウケする子とか、目立つような人気者じゃなくて。
ふだんは目立たない、おとなしい子でした。
やさしい目で、見つめていてくれたのだと・・・いまでも、感謝しています。
だから私も、他人の評判や、メディアの言うことをうのみにしないで。
しっかりと、自分の目で見据えたうえで。
世の中も、人間のことも、まぁるく、まぁるく。
やさしい目で、眺めていたいと思っています。
社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1105103&media_id=53
たまたま、選んだ映画は「ゴールデン・スランバー」
・・・最高でした
アバターと、同じくらい感動しました。
どこにでもいる、宅急便のお兄ちゃんが、なぜか首相暗殺犯にまつりあげられて。
全国に指名手配されて、逃げまくる、というストーリーなのですが。
逃走を助けてくれるひとや、青春時代の友人、故郷の両親など。
いろんな人間模様が浮かびあがって・・・
ハラハラ、ドキドキ、ラストまでグイグイ引き込まれちゃいます
主人は「思わず泣いてしまった」とか。
ネタばれになっちゃうので、あまりお話しできませんが。
私が、一番感動したのは。
主人公の父親役、伊東四朗さんのセリフです。
実家に押しよせる報道陣のカメラを前に、逃走中の息子に呼びかけるシーンでは。
「おい、○○。聞えているか。まぁ・・・アレだ、チャチャッと逃げろ」
逃走犯の息子に、逃げろ、だなんて、それでも親なのかと。
当然、周囲から、ブーイングの嵐を浴びますが。
でも、どんな状況でも、情報に惑わされず、自分の息子を信じてあげる。
そんな毅然とした父親の態度に、とても胸が熱くなりました。
じつは、私も似たような経験があって。
まだ小学生のとき、ひどいイジメにあったんです。
もちろん、私のほうにも、イジメられる要因があったから(はじめは自分のほうが、イジメッ子だった)・・・まぁ、仕方ありません。
だけど、どんどん、うわさが広がって。
私のことを、まったく知らない子たちまで「あの子は、嫌われ者」と、うしろ指をさすようになったのです。
無視されたり、コンパスの針でつつかれたり。
なにもしていないはずなのに、どうして悪者にされるのだろう。
いつしか、頭には、大きなハゲが出来て。
口ぐせは「ごめんなさい」になって、いつも背中をまぁるくして歩くようになっていました。
一番苦手なのは、グループづくりのとき。誰も仲間になってくれないからです。
それでも、いっしょになってくれる子がいると「私と仲間になってくれて、ありがとう」と、頭を下げました。
ドン底を救ってくれたのは、要領のいい子とか、先生ウケする子とか、目立つような人気者じゃなくて。
ふだんは目立たない、おとなしい子でした。
やさしい目で、見つめていてくれたのだと・・・いまでも、感謝しています。
だから私も、他人の評判や、メディアの言うことをうのみにしないで。
しっかりと、自分の目で見据えたうえで。
世の中も、人間のことも、まぁるく、まぁるく。
やさしい目で、眺めていたいと思っています。
社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1105103&media_id=53