深すぎる１０００円カット
何年かぶりに・・・ １０００円カットのお店に行きました
髪の毛が痛みすぎたので、毛先だけでもカットしよう
開店直後なら、誰もいないし、早くやってもらえるだろう
と、９時すぎに入店したのですが、もう先客がひとり
上品そうなおばあちゃんが、カットしてもらってる
お店のスタッフも、若い男の人がひとりだけ
おとなしく順番待ちのイスに座ってると
おばあちゃんと会話してるのが、いやおうなく耳に入ってくる
おばあちゃんは、初めて白髪染めをしたけど、うまくいかなかった
すその部分が、真っ白のまんまで、はずかしい・・・と照れている
男性スタッフは、「白でもなんでも、髪が生えてりゃ～ありがたいッスよ」
と、おおらかな対応を見せてる…さすが、プロね(^^♪
そのうち、会話の内容が、おばあちゃんの病気の話に移っていく
年金生活だから、大部屋なんてとても無理・・・だから最初だけ
個室にして、あとは大部屋にしてもらったのよ
抗がん剤とか、そんな言葉が出たから、ガンを患ってらっしゃるのかな？
男性スタッフのほうも、「うちの親父が脳こうそくで倒れたときなんて
空き部屋がないって理由で、VIPの特別室をあてがわれちゃったんで
退院するとき、何十万円 って、病院代を払わされたんッスよ」
・・・ほ ほえぇ～ みなさん、いろいろ大変だったのね
おばあちゃんは、「いろいろワガママ聞いてもらって、ごめんなさいね」
と、やわらかな笑顔を浮かべながら、去って行かれました
いよいよ、私の番だわ
ううっ はじめてのお店 って、キンチョーするなぁ
ずっと、だまってても、よかったんだけど
若い男性スタッフが、ハサミをチョキチョキ動かしだすと
こ この口も、勝手にペラペラしゃべりだす
「あ あの、さっきのお話、聞こえちゃったんですけど
病院の特別室って、すごいんですねぇー」
「ああ、特別室ですか。そうッスねぇ、なんか応接セットとかあって
衝立で仕切り？とかされてて、風呂までついてるんッスよ」
「あの病院は、海外からのVIPも来るって聞いたけど
ワタシ、一度だけ骨髄ドナーの検査で行ったことがあるの」
「へぇ？ 骨髄ですかぁー」
骨髄バンクに登録して、ドナー候補者に選ばれたけど
結局、適合せずに終わった・・・ という体験談を話すと
「それって、一生、定期検診が無料になりませんか？」
「え？ 骨髄バンクはボランティアだから、ならないと思う」
「ボクの友だちが、腎臓を母親に提供したんですけど
これから一生、定期検査が無料になるそうッスよ」
お友だちが・・・ お母さんに腎臓を・・・ 大変だったんだね
「一番いい状態で腎臓をあげたいから って
１年間、野菜しか食べなかったって言ってました」
そう・・・ １年もかかって、腎臓をキレイにしたの
なんだか・・・ なんだか・・・ みんなスゴイなぁ
つまんないことで、クヨクヨしちゃ、イカンなぁ。。。
その男性スタッフさん自身、献血できないカラダなんだとか
くわしい事情を根ほり葉ほり聞くのは、気がひけるので
「なにもしなくても、健康でいてあげることが
あなたのまわりのひとを幸せにするのよ」
と、わかったようなわからんようなことを口走るワタクシ
「臍帯血を打ってるんで、花粉症は楽になりましたケドね」
・・・あ？ 花粉症なの
ようわからんけど、若い兄さんも、ガンバッてる
まさか、１０００円カットのお店で
こんな深い話が聞けるとは、思わんかった
髪の毛は、１０センチ短くなったけど
心の毛は、１０センチ長くなった
・・・ん？
最後に、男性スタッフがちょっと言いづらそうに
「やけに痛んでるから、まちがったシャンプー使ってるか
濡れたまま寝てるか・・・乾かしてから寝ないと
すっごく、痛みますよ！」
と、きつぅ～く念を押してくれた。。。
ありがとう、若い兄さん
やっぱ、リンプーじゃダメね
シャンプー＆リンス、買ってくるわ
■本日のほにゃほにゃニュース
路面標識「★合図」なぜ岡山県だけ？ 岡山県警に理由を聞いた
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3996167
髪の毛が痛みすぎたので、毛先だけでもカットしよう
開店直後なら、誰もいないし、早くやってもらえるだろう
と、９時すぎに入店したのですが、もう先客がひとり
上品そうなおばあちゃんが、カットしてもらってる
お店のスタッフも、若い男の人がひとりだけ
おとなしく順番待ちのイスに座ってると
おばあちゃんと会話してるのが、いやおうなく耳に入ってくる
おばあちゃんは、初めて白髪染めをしたけど、うまくいかなかった
すその部分が、真っ白のまんまで、はずかしい・・・と照れている
男性スタッフは、「白でもなんでも、髪が生えてりゃ～ありがたいッスよ」
と、おおらかな対応を見せてる…さすが、プロね(^^♪
そのうち、会話の内容が、おばあちゃんの病気の話に移っていく
年金生活だから、大部屋なんてとても無理・・・だから最初だけ
個室にして、あとは大部屋にしてもらったのよ
抗がん剤とか、そんな言葉が出たから、ガンを患ってらっしゃるのかな？
男性スタッフのほうも、「うちの親父が脳こうそくで倒れたときなんて
空き部屋がないって理由で、VIPの特別室をあてがわれちゃったんで
退院するとき、何十万円 って、病院代を払わされたんッスよ」
・・・ほ ほえぇ～ みなさん、いろいろ大変だったのね
おばあちゃんは、「いろいろワガママ聞いてもらって、ごめんなさいね」
と、やわらかな笑顔を浮かべながら、去って行かれました
いよいよ、私の番だわ
ううっ はじめてのお店 って、キンチョーするなぁ
ずっと、だまってても、よかったんだけど
若い男性スタッフが、ハサミをチョキチョキ動かしだすと
こ この口も、勝手にペラペラしゃべりだす
「あ あの、さっきのお話、聞こえちゃったんですけど
病院の特別室って、すごいんですねぇー」
「ああ、特別室ですか。そうッスねぇ、なんか応接セットとかあって
衝立で仕切り？とかされてて、風呂までついてるんッスよ」
「あの病院は、海外からのVIPも来るって聞いたけど
ワタシ、一度だけ骨髄ドナーの検査で行ったことがあるの」
「へぇ？ 骨髄ですかぁー」
骨髄バンクに登録して、ドナー候補者に選ばれたけど
結局、適合せずに終わった・・・ という体験談を話すと
「それって、一生、定期検診が無料になりませんか？」
「え？ 骨髄バンクはボランティアだから、ならないと思う」
「ボクの友だちが、腎臓を母親に提供したんですけど
これから一生、定期検査が無料になるそうッスよ」
お友だちが・・・ お母さんに腎臓を・・・ 大変だったんだね
「一番いい状態で腎臓をあげたいから って
１年間、野菜しか食べなかったって言ってました」
そう・・・ １年もかかって、腎臓をキレイにしたの
なんだか・・・ なんだか・・・ みんなスゴイなぁ
つまんないことで、クヨクヨしちゃ、イカンなぁ。。。
その男性スタッフさん自身、献血できないカラダなんだとか
くわしい事情を根ほり葉ほり聞くのは、気がひけるので
「なにもしなくても、健康でいてあげることが
あなたのまわりのひとを幸せにするのよ」
と、わかったようなわからんようなことを口走るワタクシ
「臍帯血を打ってるんで、花粉症は楽になりましたケドね」
・・・あ？ 花粉症なの
ようわからんけど、若い兄さんも、ガンバッてる
まさか、１０００円カットのお店で
こんな深い話が聞けるとは、思わんかった
髪の毛は、１０センチ短くなったけど
心の毛は、１０センチ長くなった
・・・ん？
最後に、男性スタッフがちょっと言いづらそうに
「やけに痛んでるから、まちがったシャンプー使ってるか
濡れたまま寝てるか・・・乾かしてから寝ないと
すっごく、痛みますよ！」
と、きつぅ～く念を押してくれた。。。
ありがとう、若い兄さん
やっぱ、リンプーじゃダメね
シャンプー＆リンス、買ってくるわ
■本日のほにゃほにゃニュース
路面標識「★合図」なぜ岡山県だけ？ 岡山県警に理由を聞いた
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3996167
