蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

本当の豊かさ。

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 この湾に入ってきたとき

 だれでも、その風光の美にうたれないものはありません

 前方には海岸線に沿って、長く続く町があり

 一つか二つ広い通りがあって

 その背後には、絵のような低い丘があり

 その後に、またなだらかな、りっぱに耕されている畑があり

 はるか奥地には、山岳がそびえ、また周辺の山よりも

 はるか高く雪をいただく富士の秀嶺がみえます

 天然の風光をたたえるものは

 神の手になる最も美しいものと感じて

 ながめることでしょう


 美術家にとって、日本ほど美しい景色に富んだ国は

 世界中、他にないと思います


 (1859年、横浜を訪れたアメリカ人宣教師S.Rブラウンの書簡より)


・・・数十年前までは、すべてが現実だったのである

一歩街の外に出れば、無垢の自然に抱かれた農漁村が点在しており

古来の風俗、習慣、庶民の清潔好きや、礼儀正しさも失われていなかった


これは、「幕末日本の風景と人々」(明石書店)の中の一節です。

明治以前の日本は、牧歌的な農耕社会として

物心両面のバランスを保っていました。


いま、タイが大洪水に襲われて・・・

現地の日本企業が、対策に四苦八苦しています

しかし、つい最近までは

タイも、かつての日本のように自然豊かな国でした

大地をけずり、アスファルトで塗り固めて

水はけを悪くしたのは・・・ひょっとして、工業団地?

ひとさまの国に、日本の企業が出ていって

大洪水まで起こっているのに

部品がどうのこうの、じゃなくて


人間にとって、なにが本当の豊かさなのか

いま一度、考え直すべきだと思います・・・





http://img.mixi.net/img/emoji/176.gif海外ですぐ日本人だとばれる行動
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