蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

津波ものがたり。

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津波ものがたり」(童心社)という児童書があります。

この本は、岩手県三陸町の漁師の息子として生まれ育った山下文男さんが

津波の恐ろしさを伝えたい、という一心で

昔の人から聞いた言い伝えや、日本中で起きた大津波の記録をまとめ

子供が読んでもわかるように、やさしい文章で書き綴った本です。


だけど、大人が読んでも、ビックリするような内容ばかり。


東日本大震災のような、大津波による災害は

太平洋側だけじゃなく、日本海側でも、九州、沖縄でも

日本全国のあちこちで起こっていて

何度も、何度も、繰り返されていたんですね・・・http://img.mixi.net/img/emoji/226.gif

たとえば

 1596年 九州 別府湾岸大津波

 1741年 日本海 渡島大津波

 1771年 沖縄 八重山群島津波

       石垣島で30メートルの大津波(9階建のビルに相当する)

 1792年 九州 島原・肥後の両岸に大津波

 1833年 日本海 山形沖大津波

 1896年 明治三陸津波 (死者数22000人)

       日清戦争から帰ってきた兵隊さんたちをむかえて

       海岸で歓迎花火大会を行っていたら、津波の直撃をうけ

       一瞬のうちに全滅した、という悲劇もあった。

 1923年 東南海地震津波

       戦時中だったため、全て極秘にされ、うっかり新聞社に

       口をすべらせたひとは憲兵に逮捕され、拷問を受けた。


・・・などなど。

また、あまり知られていないけれど、関東大震災のときにも

相模から房総まで6~12メートルの津波が押しよせた、とか。

本当に・・・ゾッ としますね~http://img.mixi.net/img/emoji/246.gif

だけど、どんなに大津波に襲われても

私たち日本人は、その度、ガレキの山からはい出して

新しい街や家を作りなおし、見事に復興してきたんだなぁ~ って

ちょっぴり、勇気が出てきましたhttp://img.mixi.net/img/emoji/40.gifhttp://img.mixi.net/img/emoji/62.gif


地震のほうが、たいした揺れじゃなくても、大きな津波が来る場合もあるし

津波の前に、いつも引き潮があるとは限らないそうです

 (いきなり押し波が来る場合もある)

心得としては

引き潮があったら、すぐ次の波が押しよせてくる、と考えるべし

一回目よりも、二回目、のほうが高い

二回目からは、ある程度の間隔をおいて、引き潮と押し波を繰り返す

たいがい三回、多い時で五~六回

ひと晩じゅう続くという、まれなケースもある


戸をあけっぱなしにして逃げたら、水が一階をくぐりぬけ

浸水だけで流されなかった、というラッキーな家もあったそう


いつどこで、なにが起こっても、おかしくない昨今ですが。

「自分は、絶対に助かる」

と、信じることが、なにより大事http://img.mixi.net/img/emoji/227.gif


みなさまのご無事を、お祈りしていますhttp://img.mixi.net/img/emoji/66.gif





http://img.mixi.net/img/emoji/133.gif写真は、サクラの木に鈴なりのセミ倉敷川アオサギ


http://img.mixi.net/img/emoji/176.gif「犬のふん集めて金塊当てよう」、台湾で新たな試み
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