蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

バングラディシュに学ぼう。

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バングラディシュにいたとき

冬だったから、さむくて さむくて・・・

夜、ウィンドブレーカーを着たまま、ベットに丸まった

井戸水を飲むと、下痢したり、寄生虫がお腹に入ると言われ

手を洗うのも、歯磨きするのも、ミネラルウォーター

お風呂は、3~4日に一度、野外の井戸水ポンプで行水

(陽の出ている、あたたかな昼間のあいだに、ふるえながら)

下着も替えられず、パンツの当て布も、汚れでバリバリ

身体じゅう、ほこりまみれで、爪の中も真っ黒

せんたくは、手もみで、ゴシゴシ

屋根にほおりなげて、2~3日かけて乾かす

日本から持って行った食料は、万が一の時に備えて

砂糖をなめるように、少しずつ食べるしかない

現地の食糧で、食べられたのは、コモラと呼ばれるオレンジと

ペペと呼ばれるパパイヤのみ

それでも、10日たつと、あきらめるというか

あるもので、間に合わせる知恵がつく

なんとか、その場しのぎで、快適に暮らせるように

必死に、考え出すもの

バングラディシュの田舎では、ガスはなかったけれど

みんな、土のかまどをつくって、直火で料理する

コンロのように、炎の調節は出来ないけれど

圧力鍋で、煮込み料理もカンタンに出来る

燃えカスの灰は、お皿を洗うときに、ワラの束につけてこすると

洗剤のかわりになるし

おもいがけない、エコロジーを発見したり

いろいろ、勉強になった

めったに出来ない経験だった

もう限界、と思うときも、しばしばだったけど

英語もベンガル語もわからず、缶詰の日本語表示を

何度も、何度も読みかえして、ココロを落ち着かせた

バングラディシュでは、大人も、子供も

みんな大声でケンカするけど、翌日はケロリとして

ワヤワヤガヤガヤしながら、たくましく生きていた

緊急事態だから、ふてぶてしくなっても、かまわない

いま、バングラディシュ人にならって

ずぶとく、しっかり自己主張して

生き抜きましょう



http://img.mixi.jp/img/emoji/133.gif写真は、土のかまど、バングラディシュのひとたち