三月一日の願い事。
家の中をピカピカに掃除して、もり塩を取り替えてから
阿智神社へ、一日参りに行ってきました。
このところ、チリ大地震、大津波警報・・・重たいニュースばかり。
少々、気が滅入っていたので、本殿にお参りした後、ぐるりと境内を一周することにしました。
阿智神社の境内には、いろんな神さまのお社があって。
「菅原神社」「荒神さま」「お稲荷さん」など、ひとまわりすれば主だった神さま、みーんなにごあいさつできます。
それぞれのお賽銭箱に、１０円玉を入れながら・・・
「・・・なにをどうしたらいいんでしょう・・・」
自分の無力さ、存在の小ささを、しみじみ感じて。
ガックリ肩を落としました。
そして、「天照大神」のお社の近くまで来たとき。
毎日、うちに夕刊を届けてくれる新聞配達のおじいちゃんとお会いしました。
おじいちゃんは、私に気づかず、ひたすら枯れ葉を集めています。
大きなレジ袋がみっつもあって、その中には、枯れ葉がいっぱい。
いったい、いつからお掃除をされていたのかしら・・・
「あの、いつも夕刊、ありがとうございます」と、お声をかけると。
「よくぞ、ワシのことを覚えていてくだすった」と大ヨロコビして。
私の姿が見えなくなるまで、頭を下げたまま・・・ずーっと、おじぎしてくださいました。
「神さまは、目に見えないけれど。
ときどき、人間の姿をしてやってくる」と言います。
おじいちゃんは、神さまのお使いかもしれないなぁ～って。
ただ、ただ、ありがたかったです。
もとをただせば。
私自身、生かされている立場なので。
「自分の力で、どうにかする」なんて、おこがましいんだなぁ。
空気、水、太陽、大地、すべての自然に感謝して。
「いま」を大事に生きる。
それだけで、よかったんですね
写真は、阿智神社に咲いてる沈丁花の花。いい香りです・・・
「早く電気を」闇に包まれたチリ被災地
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1126338&media_id=20
