蓮☆さとこのほにゃほにゃアート

ヤフーブログから引っ越してきました。

クリーニング屋のおばあちゃん。

さっき、クリーニング屋さんに行ったら。

自動扉ボタンを押しても、ドアが開かない・・・アレ

すると、うしろのほうから

「○●さぁ~んっ」と、私の名前を呼ぶ声が

ふりかえると、クリーニング屋のおばあちゃんが息を切らして、こちらに走ってきます。

「あっ そうだったわ。10時開店でしたよね」

時計を見ると、まだ10分前。

そそっかしぃの私、早く来てしまったのね。「あとでまた来ます」と、帰ろうとしたら。

「いいんですよ、お引き取りでしたね」と、おばあちゃんはすぐにドアを開けてくださって。

手早く、パリッと仕上がったワイシャツを出してくださいました。

それにしても・・・このおばあちゃんはスゴイ

私の顔を見ただけで、どうして頼んでいた品物まで思い出せるんだろう

それに、私の名前を覚えていてくださるなんて。

たま~に、利用するだけ(2~3ヶ月に1回くらい)なのに

ほかにも、たくさんお客さんがいらっしゃるだろうに

「名前を覚えていてくださって、ありがとうございます」と、お礼を言うと。

「大事な、お客様ですもの~」と、仏さまのような笑顔

そうでした~

おばあちゃんは、どんなクレームをつけるお客さんでも、やわらかく誠意ある対応をして。

だけど、けしてまるめこまれず、出来ないことは出来ません、とキッパリお断りできるひと。

レジがなかなか打てず、お客さんの行列ができるときは。

お客さんのほうが、電卓で計算したり、クリーニングのタグを確認したり、お手伝いをするのです。

きっと、ご本人の人徳のたまもの、なのでしょうね。

「こんなおばあちゃんだから、雇ってもらえるだけでもありがたい・・・」と、つねづねおっしゃってますが。

本当に、奥ゆかしい、素晴らしい方。


私も、歳を重ねながら。

こんなに謙虚で、ふんわりした女性になれたらなぁ~

と、ココロから憧れてます。